2017年03月15日
薬効
精神科の薬って飲んでもすぐに効果が出ないものも多く、そのくせ副作用ばかりすぐに出るといったやっかいな種類がたくさんあります。
人によって効き目の出方も差が大きいですし、頓服を除けば飲み続けなくてはいけないものばかり。
ついつい飲み忘れてしまうことがあるのもわかるのですが、あまり飲んだり飲まなかったりはよくないですよ、というお話。
薬っていうものは胃だの腸だので吸収された後に血液に溶けて作用するわけなのですが、その溶けている度合を「血中濃度」と言います。
その血中濃度が高すぎず、低すぎず、ちょうど良ければ薬が効いている、と言うことになるわけなのですが、飲み過ぎれば当然血中濃度は高くなり、飲まずにいれば低くなっていきます。
精神科の薬は作用機序として恒常的に血中濃度を一定範囲にキープしておきたい薬が多いので、薬が切れる前に次の薬を足す、といった飲み方をするわけなんですね。(下図参照)
そして薬に対する2次耐性がついてしまうのが、上の図における一番薄いピンクの段、薬が切れる時なんです。
薬を飲み続けて効かなくなるんじゃないか、と心配する方がいますが、定期的に飲んでいればそうそう薬効が出なくなるということにはなりません。
ただし処方された薬を飲んだり飲まなかったりしていると薬に対する耐性が出来てしまい薬が効きづらくなることがある。このことは覚えておいてほしいところです。
あと一気飲み。
オーバードーズ。
略してODなんて言いますけれど、これもやめてくださいね。
人によって効き目の出方も差が大きいですし、頓服を除けば飲み続けなくてはいけないものばかり。
ついつい飲み忘れてしまうことがあるのもわかるのですが、あまり飲んだり飲まなかったりはよくないですよ、というお話。
薬っていうものは胃だの腸だので吸収された後に血液に溶けて作用するわけなのですが、その溶けている度合を「血中濃度」と言います。
その血中濃度が高すぎず、低すぎず、ちょうど良ければ薬が効いている、と言うことになるわけなのですが、飲み過ぎれば当然血中濃度は高くなり、飲まずにいれば低くなっていきます。
精神科の薬は作用機序として恒常的に血中濃度を一定範囲にキープしておきたい薬が多いので、薬が切れる前に次の薬を足す、といった飲み方をするわけなんですね。(下図参照)
そして薬に対する2次耐性がついてしまうのが、上の図における一番薄いピンクの段、薬が切れる時なんです。
薬を飲み続けて効かなくなるんじゃないか、と心配する方がいますが、定期的に飲んでいればそうそう薬効が出なくなるということにはなりません。
ただし処方された薬を飲んだり飲まなかったりしていると薬に対する耐性が出来てしまい薬が効きづらくなることがある。このことは覚えておいてほしいところです。
あと一気飲み。
オーバードーズ。
略してODなんて言いますけれど、これもやめてくださいね。