2017年03月21日
支援と支配
「支配したい」と思って支援を行っているわけでは当然ないのですが、その場その場で「相手がすべきこと」を確信していると、つい指示をされる側の気持ちを汲み取る前にその「答え」に向かいたくなる。
結果強権的な指示の仕方に…やり方が支配的になってしまうことはわが身を振り返ってもある気がします。
最終的に支配的な指示を誰かに出すとしても、その前提として必ず、言われた側がどう感じるのかをわかった上で言えるようになりたいと思います。
例えば子供に「赤信号は渡ってはいけません」ということを伝えたいときに
「なんで赤で渡ってんだこのガキが」
と怒鳴りつけたら…
「赤で渡ってはいけない」という言っている内容は正しくてもその言い方は大いに間違っているわけです。
内容と、言い方
どちらかでも間違っていたらそれは「間違った発言」なのだ
更に言うならば、その発言の言い方の正しさを決めるのは相手なのだ。
ということを肝に銘じてひとつひとつの言葉に気を配りたいものです。
支援者として
「知らずに傷つけていました」
ということはやっぱり恥ずかしいことだと思うのです。
まぁそんな、恥ずかしいことばかりの毎日なのですけれど、
けれど、少しずつでも減らしていきたい、そう、思うのです。