2017年04月06日
奉仕
要介護者にもボランティアポイント制度を導入というニュース。
ボランティアって言うと無償で行うもの、という認識が日本では根強いのだけれど、見返りがないよりはあったほうがやっぱりモチベーションはあがるわけで…
完全無償がゆえに感じられる(いい人って思われちゃう!)
とかの気恥ずかしさも軽減できるので、こういったポイントとかのプラスアルファをボランティアをした人たちに受け取ってもらっていくことはいいことだと思うんですよね。
ただ、誤解されがちで誤解してほしくないのは
福祉は無償の奉仕活動ではない
ということ。
福祉って半分ボランティアみたいなものだから、給料安くても仕方がない、とか無償で働けよ、みたいな圧力って何も知らない外の人ばかりでなく福祉という職場環境の中にも時々見られたりするのです。
本来ボランティアも必ずしも無償で行われるべきものでもないと思いますし、福祉は仕事として成り立つような社会の仕組みづくりが必要だと考えます。
全てを自己責任、で片づけていいほど資本主義って完成されたシステムじゃないですからね。