2017年08月31日
こども食堂
こども食堂という取り組みをご存じだろうか?
こどもが地域で居場所を無くしている気はしていた。
学校と、家庭の間、必ずしもその2つに歴とした居場所を見つけられるこどもばかりではない。
そんなこどもが、ここにいていいんだ、と地域で安心してただ居ることのできる場所、
そんな場所は自分が子どもだったころよりも、きっと減っていると思う。
こどもの数が減ったことが関係しているのだろうか。
昔は駄菓子屋がその役割の一端を担っていたと思う。
けれどそんな場所は今、確実に減ってきている。
コンビニは居場所としては弱いし、こどもがこどものまま居ていい場所って実はそんなにない。
そんな心配を持っていて、何かしたいと思っている人はたくさんいたのだろう。
今そんなこどもの居場所をつくろうという取り組みがあちこちで行われつつある。
「子どもはしらふで生きている。すごいよね」という重松清の言葉を思う。
こどもがこどもらしく居られる世界、
手の届く範囲だけでも、そんな世界を作りたいと思う。
こどもがこどもらしく居られないというのは、とても悲しいことだと思う。