2017年09月20日
対等
以前『注文を間違える料理店』という記事を書きましたが、その企画について実際に参加をされた方のブログを読んで心に留めておきたいことがあったので書きます。
内容については一読頂くとして、琴線に触れたのはこの一言
『寛容さから自然さ』へ
イベントの締めとして語られたメッセージなのですが、これってとても大切なことだと思うのです。
許容や寛容ももちろんとても大切なことなのですが、それはまだ「自然」ではないんですね。
上下関係、そこまで言わずとも強者と弱者、介護や支援をする側とされる側にはともすればそういった側面が顔を出してしまうことがあります。
ステラ・ヤング女史の講演にも通じますが、本当の意味で「対等だ」と言える関係を築くためには当然に相手を下に見ないことが必要です。
相手を許容している
相手を寛容している
これらは差別に比べればとても弱いものではあるのですが、
相手に許しを与えている
という一点で対等にはなりきれていません。
自然に、対等に
そこまでなっていかなくてはいけないな、と思います。