2018年02月14日
遠吠え
犬は吠えれどキャラバンは進む
小沢健二のファーストアルバムのタイトルなのですが、サウジアラビアの諺だということを先日知りました。
昨年北朝鮮の外相が外野が何を言おうと核開発を推し進める、ということを表現するために引用していましたね。
何かを決める時ってとかく声の大きい人の意見が通りがちになってしまいますが、声の大小に惑わされずに正しい方向に皆で向いて進むことが大切なわけです。
ただ声が大きい意見を否定するのって、ストレートにやると感情的になったり派閥争いの様相を呈したりすることもあって、持って行き方が難しいですね。
正しいと信じる犬がひとり遠吠えをしている なんて、山月記(あれは虎ですが)のような切ない感じにならないようにしたいものです。
そしてその逆に吠えている人を見かけたら、犬の遠吠えは淋しさのあらわれ なんてことを思い出すのもいいでしょう。