希望の価値
窮鼠猫を噛むで思い出したのですが、心理学的な実験で
窮鼠に噛まれない方法、というものがあります。
それは、
追い詰められたネズミの檻に一か所だけぎりぎりネズミが通れない穴を空けておくというもので、猫から逃げようとするネズミは通れない穴に頭を突っ込んだまま、決して猫を噛むことなくやられてしまうのだそうです。
ひどい実験だなぁ。
やっぱり心理学ってクソだな。
と思いつつも、こういった
「希望にすがった結果じりじりと最悪の結果になってしまう」ということは現実世界においてもよくある気がします。
Hope is a good breakfast, but it is a bud supper.
希望は美味い朝食だが、まずい晩飯でもある。
という諺もある通り、希望なんて叶う見込みがないのなら夢見るだけにしておいて、歳月尽くしてもかなわないのなら早めに諦めた方がいいわけで、
進む行動力に合わせて、
それをあきらめる判断力、というものも常に冷徹にもっていないといけないなぁと思います。
まずい晩飯でも飯がないよりマシ っちゃそうなのかもしれませんがね。
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