2017年05月31日

筋肉





ちょっとこれはどうかと思います。


  


Posted by こもれび屋  at 08:41Comments(0)スーパーミマツ美松チラシ

2017年05月30日

発明



膀胱のふくらみぐあいから排尿のタイミングを予測して知らせてくれるウェアラブルデバイスが開発された、というニュース。


ああっやられた!(褒め言葉)


といった印象のこの発明。
確かに胎児の成長を外から測ることとかと同じように膀胱の大きさを測れば排尿を予測できる。

高齢で尿意がつかみにくくなる方は多い。

麻痺などが理由で尿意が得られないことからくる排尿困難な人も多い。



素晴らしいですね。



  


Posted by こもれび屋  at 17:22Comments(0)ニュース福祉ニュース

2017年05月25日

うぃるす



アルツハイマーの治療に光が というニュース。


このニュース、何がすごいって

神経細胞に感染して遺伝子を組み込む性質がある特殊なウイルスを開発し、このウイルスを使って酵素の遺伝子をアルツハイマー病のマウスの血管に注射

ってところでしょうか。

遺伝子を組み替えられるウィルスが作れるってことは、遺伝子疾患の治療に繋がる可能性もあるってことで…


更に言うならば、身長を高くする遺伝子に組み替えるウィルスや、記憶力が良くなる遺伝子に組み替えるウィルスなどの可能性も…


方向性によっては倫理的に問題になりそうですが、遺伝子病に苦しむ人にも光が、というのは素直に素晴らしいニュースですね。  


Posted by こもれび屋  at 08:20Comments(0)

2017年05月24日

民生委員

民生委員制度創設100年というニュース。

民生委員、という制度をご存知でしょうか。

民生委員は、厚生労働大臣から委嘱され、それぞれの地域において、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める方々であり、「児童委員」を兼ねています。
児童委員は、地域の子どもたちが元気に安心して暮らせるように、子どもたちを見守り、子育ての不安や妊娠中の心配ごとなどの相談・支援等を行います。また、一部の児童委員は児童に関することを専門的に担当する「主任児童委員」の指名を受けています。


と厚労省のHPにはありますが、実際は独居高齢者の安否確認や生活保護の方の生活支援など、近年では業務が多岐に渡りなり手が少なくなってきているそうです。



非常勤特別職の地方公務員ですが、無報酬のボランティアとして活動しています。


無報酬のボランティア


それにしちゃハードすぎやしませんか?

そりゃなり手もいなくなるわ

といった感のある名誉職。


名誉じゃ飯は食えんよね。


あ、実費は出ますよ。  


Posted by こもれび屋  at 08:32Comments(0)ニュース福祉ニュース

2017年05月19日

太郎





本日のミマツチラシ。またしても難問です。




太郎を呼べば太郎が来る。太郎とは「幸せ」のことです

これは知らなければ答えが出ようがないので言っちゃいます。

時実新子という作家が書いた『こころに響くことば』の一文が元ネタです。



 『祖母からの口移しなので、出展は明らかではありません。祖母が言うには「呼べば呼んだ人が来るじゃろ? 太郎サーンに花子はこないわな。じゃから、いい事を呼びんさいや」とのこと。太郎は幸福の代名詞なのでしょう。

 子どものころはすんなり分かっていたのに、おとなになると、こんがらがりました。たとえば病気になるとその事に執着する。つまり呼んでいるからよけいに病むのですね。はっと気づいては太郎を呼ぶように心掛けています。』






悪いことばかりを口にしていると、悪いことを呼んでしまう。

幸せなことを呼ばなければ幸せはやってこない。



暗いことばかり口にしたり、考えたりしていると、暗いことを呼んでしまう。

明るいことを考えて、明るいことを口にしよう。



そんなお話です。



チラシの文章からも知性が滲み出てしまうスーパーミマツ

本日も朝10時OPENです。  


Posted by こもれび屋  at 15:08Comments(0)スーパーミマツミマツチラシ

2017年05月18日

普通の世界

「感動ポルノ」という名言を残したステラ女史の講演がおもしろかったのでちと長いですが全文ご紹介します。




私が育ったのはビクトリア州の とても小さな田舎町です ごく普通に 地味に育てられました 学校に通って 友達と遊んで 妹たちと喧嘩しました まるっきり普通でした 私が15才の時 地元コミュニティの役員から 両親に連絡がありました コミュニティの功績賞に 私をノミネートしたいと言うのです 両親は「うーん ありがたいですけど 一つだけ 大変な間違いがあります 彼女には 何の功績もありませんよ」と (笑)


両親の言うとおりだったんですよ 私は学校に通い 良い成績もおさめました とても地味なアルバイトもしました 母の美容院でです そして ひたすら観ていたのは 『バフィー 恋する十字架』と 『ドーソンズ・クリーク』です そう ジャンルが正反対です でも両親は正しかったんです 並外れたことなんて 何もしていなかった 障害を考慮に入れなければ 功績と呼べるようなものは 何も ありませんでした 何年もが過ぎ 私がメルボルンの高校で 教師2年目だった時のことです 2年生の法学の授業を始めて 20分ほど経ったところで 男子学生が手を挙げて 「先生 スピーチはまだかよ?」と 言いました 私は「スピーチ?」と返しました だって長々と20分も 名誉きそん法の講義をしていたんですよ この生徒は「あれだよ やる気を起こさせるスピーチ 車椅子の人達が学校に来ると だいたい感動的な話をするだろ?」 (笑) 「いつもなら会場は大講堂だけど」と


これが私の最初の気づきでした この子は障害者を感動の対象としか 見たことがないんだ と この子にとって― もちろん 彼のせいでもなく 多くの人が そんな風に考えています 大多数の人が 障害者を教師や 医者やネイリストとは 見ないものです 障害者は人として扱ってもらえません 感動を与えるための存在です 事実 私はこの会場に座って― こんな感じで車椅子に乗っていたら 皆さんが私に それとなく期待しているのは 「感動」ですよね? (笑) そうなんです


ご来場の皆さま 残念ですが 皆さんを非常に がっかりさせてしまいます 私は「感動」させに来たんじゃ ありません 私がここに来たのは 私たちが障害に関して 騙されていたとお伝えするためです そう 私たちは嘘を教え込まれています 障害は完璧に悪いことで 疑いの余地なしという嘘です 障害は悪いこと だから 障害を持って生活するのは 立派な人だということになります 障害は悪いことではないんです だから 立派ということもありません


過去数年間で 私たちは この嘘を さらに広めることに成功しました ソーシャルメディアを通じてです こんな画像を見たことがあるでしょう 「人生における唯一の障害は ネガティブな姿勢である」 または こちら「言い訳は通じません」 確かにね または これ「諦める前にトライしよう!」 ご紹介したのは ほんの数例ですが このようなイメージが 氾濫しているのです ご覧になったかもしれません 手が無い 小さな女の子が 口にペンをくわえて 絵を描く姿 カーボン・ファイバーの 義肢で走る子供 こんなイメージが 実に沢山あります 私たちは これを 「感動ポルノ」と名付けました (笑) あえて「ポルノ」と言っているのは ある特定の人たちを モノ扱いして 他の人が得するようになっているからです ですから この場合 障害者を 健常者のために利用しているのです これらのイメージの目的は 皆さんを感動させ やる気を起こさせることです ですから 皆さんがこれを見ると 「自分の人生は最悪だけど 下には下がいる 彼らよりはマシだ」と


でも もし皆さんが 「彼ら」だったらどうしますか? 知らない人が近寄ってきて 私のことを勇敢だとか 感銘を受けたとか 言ってこられた経験が 数え切れないほどあります しかも まだ有名になる ずっと前の話です あの人達は まるで私が朝起きて 自分の名前を覚えていたら 賞賛するぐらいの勢いです (笑) モノ扱いですよね ご覧いただいた画像 このようなイメージは 障害者を 健常者のための物として 利用しているのです 障害者を見て 健常者が 自分は まだまだ恵まれているんだと 自分の不安を客観視できるような 存在なのです


障害者としての人生とは 事実 厳しいものです 乗り越えることが必要な部分はあります ただし私たち障害者が乗り越えるのは 皆さんが思っているようなことでは ありません 身体に関わるものではないのです 私はあえて「障害者」 という言葉を使います なぜなら私は 障害の社会モデルを支持しているからです 私たちが住む社会からもたらされる 障害は 身体や病状よりもひどいという 考え方です


私は自分の身体と ずっと付き合ってきました かなり気に入っています 私が必要なことを やってくれるんです 自分の身体の可能性を最大限 発揮しています 皆さんと同じです あの画像の子供達も同じです 特別なことなんて 何もしていません あの子達は 自分たちの身体能力を 最大限に引き出しているだけです では私たちがやっているように 彼らをモノ扱いして 画像をシェアするのは 本当に正しいことなのでしょうか? 周りの人達が 「あなたは感動的だ」と言う時 もちろん賞賛しているのでしょう そんなことが起きるのも 嘘のせいです 私たちは障害を持つことで 特別な存在になると 思い込まされています 本当に違うんです


こう お考えでしょう 私がここで「感動」に やたら反論しているので きっと皆さんは 「おいおいステラ あなただって何かに 感動したことあるでしょう?」と もちろんあります 他の障害者の方々からは いつも学んでいます でも彼らより恵まれているとか そんなことではありません 私が学んでいるのは 天才的なアイデアです 落とした物を拾うのに トングを使うとかね (笑) 他には車椅子のバッテリーで 携帯の充電をする 粋なアイデア 天才でしょ 私たちはお互いの強みや 忍耐力から学びます 闘う相手は 自分たちの身体や病名ではなく 私たちを特別視し 物として扱う 世界です


私が痛感しているのは 障害についての嘘は 許し難い不公平だということです 私たちの生活を厄介にしています 「人生における唯一の障害は ネガティブな姿勢である」が くだらないのは 真実ではないからです 障害の社会モデルそのものだからです 階段の昇降に苦労している時に どんなに微笑んでも 階段がスロープに変身したりしません 絶対に (笑)(拍手) テレビ画面に微笑んでも 耳が不自由な方のために 字幕が現れたりしません 本屋の中で どんなに感じ良く 立っていたところで すべての本が 点字に変わったりしません そんなの ありえませんよね


私が住みたいのは 障害が特別視されるのではなく 普通だと思われる世界です 私が住みたい世界は 15才の女の子が 自分の部屋に座って 『バフィー 恋する十字架』を 観ることが偉業なんかじゃない世界 ただ座って観ているだけなのですから 私が住みたい世界は 障害者の人達に そんな低い期待を 持たない世界 朝ベッドから起きて 自分の名前を覚えている そんなことで賞賛されない世界です 私が住みたい世界は 我々障害者が 真の成果で評価される世界 私が住みたい世界は メルボルンの高校2年生が 新しく来た教師が 車椅子に乗っていても 微塵も動じない世界です


人を特別にするのは障害ではなく 障害に関する自分の知識に 疑いを持つことです


ありがとうございました






調べていて知ったけれど、ステラさん一昨年に亡くなられてるのね…

ご冥福をお祈りします。
  


Posted by こもれび屋  at 08:50Comments(0)語り

2017年05月17日

忖度





最近ちょこちょこ目にする機会のある言葉「忖度」

【忖度】そん‐たく

・他人の心をおしはかること。
・他人の気持ちをおしはかること。推察。
・相手の立場を考えて物事を行うこと。
例:相手の真意を忖度する。相手の心中を忖度する。

■類語■
・気をまわす
・気遣いをする
・気づかいをする
・勘ぐる



勝手に「損択」して売ってます

という素敵なミマツ宣言。


安く買いたい!という我々消費者のこころの叫びを忖度して安売りしてくださっているわけです。


私もそんな素敵スーパーミマツの気持ちを忖度して、特売品以外の物もついで買いするようにしたいと思います。


スーパーミマツ 本日も朝10時OPENです。  


Posted by こもれび屋  at 08:53Comments(0)スーパーミマツミマツチラシ

2017年05月16日

放尿



世界には痛ましい事件があふれていて日々心を痛めているのですが、またしても悲しい事件が起きてしまいました。


下半身を完全に露出し、路上に尿をまき散らしながら歩いた学生は、事務局まで正直に名乗り出なさい――。という張り紙が明治大学にて掲示され、犯人は誰だ?と騒がれている、というニュース。


下半身を露出し尿をまき散らしながら歩く明大生


というパワーワードに惹かれて思わず取り上げてしまいました。




実は私が大学生時代のバイト先にも同じ行為をした高野君(仮)という人がいました。

明大生が酒に酔っての行為であったのに対して高野君は素面でやっていたので一枚上手と言えるでしょう。


そのままタクシーに放尿し、タクシーの運転手さんにすっごい剣幕で追いかけられていました。


バイト先のコンビニにエアガン持って「金を出せ」と冗談を言いに来て、驚いたお客さんに通報されてそのまま警察に連れて行かれた高野君。


自由奔放、というと聞こえがいいですが、自由の結果勢いよく放たれるのが尿であってはいけないですね。


おしっこを漏らすことを「失禁」と言う通り、本来は禁じられるべきものなのです。外での尿は。




うん。ここ最近書いた文章の中で一番当たり前の文章でした。
  


Posted by こもれび屋  at 08:16Comments(0)痛ましい事件

2017年05月15日

母の日





5月第二週の日曜日といえば母の日です。

美松チラシに書かれた


母の日セール


という文字を見て一瞬嫌な予感がしました。


スーパーアイドル美っちゃんに子供ができていたらどうしよう

と。



ネット上ではアイドルは恋愛禁止とするべきか否か、なんて論争が時折繰り広げられてるわけですが、恋愛ならいざ知らず、ファンに内緒で子供まで産んでいた、となったらさすがに問題だと思うのですね。


さすがにないよな…と思いつつ見てみると







…えっと、初めまして、ですよね?

  


Posted by こもれび屋  at 08:36Comments(0)スーパーミマツ美松チラシ

2017年05月12日

めやに



以前住んでいたアパートでの話なのだけれど、ベランダに猫の親子がいた。


まめに餌付けをしていたとかではないのだが、引っ越して以来放置していたダンボールが暖かいのか、よくおはぎのように5匹かたまって丸くなっていた。


「くろ」「ぶち」「とら」「ハイエナ」そして「めやに」


「くろ」と「ぶち」が親で、他の3匹が多分その子供だと思う。

ノラ猫にエサをあげるなんて近所迷惑だわ!

と、思う人もいるのだろうが、そんなことを言う人のことよりも、目の前の猫のほうがはるかにかわいらしいので気のむくままにエサを与えていた。3日にいっぺんくらいか。


めやには小さい猫だった。子猫だったから、とかじゃなくて、他の子猫よりも更に小さい猫だった。

おまけにべったりとめやに。

正直初めて見たときは(あぁ、もう長くないな)って思った。

子猫ってのは母猫に目やにを舐め取ってもらわなければ失明してしまう、なんて話を聞いたことがあったから、この子は母猫であるぶちに見捨てられたんだな。って思った。

せめて目やにを拭き取ろうと思ったけれど、近づけなかった。

いつか見た子猫のように、またどこかでめやにの亡骸を目にするのかもしれないな。
そんな、覚悟をどこかでしていた。


けれどめやには生き延びた。
相変わらずカラダは小さいけれど、いつもなんだかぶるぶるふるえているけれど、生き延びた。目やにもなくなって、うるうるした目が中から出てきた。

いっつも泣いてるみたいなんだわ。コイツが。


で、他の4匹なんだけれど、さすがはノラ、とでも言うべきか。
えさをあげてみても、いかにも警戒してますよーといった風情でチラリチラリとうたぐりぶかそうな目をこちらに投げかけては主がいなくなるのをじぃっと待っている。

こっちとしてはせっかくえさあげたんだから、せめて食べるところが見たいなぁと根競べをするのだが、大抵こっちが根負けしては戸を閉める。蚊が入るし。


けれど、めやにだけは違うのだ。寄ってくる。

時にはえさを持つこちらの手に頬をすり寄せてくる。かわいい。


(お前ノラだろう?そんなに警戒心ないと怖い人間につかまっちゃうぞ)


などと、怖い人間代表でありながら年頃の娘を持つ父親のような心配をしながらも、圧倒的にえこひいきしてめやにに重点的にえさ与えていた。かわいい。


(ひょっとしたら手から直接食べてくれるんじゃないか?)


そんなめやにの懐きっぷりに思いついては即実行。


動物が直接手から餌を食べてくれるっていうのは信頼感の証だと思うんですよね。

なにしろ野生動物にとって食事を取る時というのは水を飲む瞬間にならんで最も警戒すべき無防備な瞬間なわけで、そんな危険なタイミングなのにこちらの手から直接食べてくれるってことはこっちを信用してくれた?むっはー!大興奮!



て思ってえさを手のひらにのせてめやにに差し出してみた。




そしたらめやに

えさじゃなくて指を齧り始めた。




そうか。
見えないのか。


やっと気づいた。

めやにが自分から擦り寄ってくる理由。
心を許していたからじゃない。
確かめていたのだと。
懐いていたわけじゃない。
そうしなければ、わからなかったのだと。



そんなことにも気づけなかった自分が恥ずかしかった。

指も痛かった。

  


Posted by こもれび屋  at 08:20Comments(0)語り