2016年07月31日
蚤の市
フリーマーケットのフリーとは、flea すなわち「ノミ」のことであり、free(自由な)という意味から来ているわけではないそうです。
日本語で「蚤の市」と呼ばれるのはそのためなんですね。
もとはフランス語であり、語源としてはノミの沸いたような古い衣類が出品されていたからだとか。
実際はノミのいる衣類なんて誰もだしてないですからそんな痒くなりそうな名前でなくてもいいのにね、とは思います。
「障害」って言葉も一緒です。
何も「害」があるわけじゃない。
差し障りは本人にとってはあるかも知れないけれど、それは決して害ではない。
「障がい」という表記や「障碍」という表記もあって、同時に言葉狩りじゃないかという意見や目先を変えても意味がないという意見も多く、どう表記するかについては行政ですらまちまち(厚生労働省は「障害」表記)なのが現状です。
目先を変えるだけでは意味がないという意見にも理解はできますが、このブログでは行政関連以外の話題では基本「障がい」表記にしています。
名は体を表す、なんて言葉もありますからね。
「痴呆」という言葉が使われなくなり「認知症」に変わったように、「精神分裂病」という言葉が使われなくなり「統合失調症」に変わったように、実態に近い言葉選びに変わったことで実態そのものがより周囲に正しく理解されやすくなる、という一面はあるかと思います。
かつての「蚤の市」が今では「フリー(自由な)マーケット」、というイメージに変わったように、「障がい」という言葉のイメージも「不便だなー」程度に変えて行きたいと思います。
そんなFREEなマーケット
10月1日10:00より、知立市は福祉の里、八ツ田にて開催されます。
主催は株式会社こもれび
ええ、うちの会社です。(またこれか)
フリマ出店の参加者もまだまだ募集していますので、希望の方はこもれび第2 矢内(080-2644-8168)までご連絡くださいませ。