声

先日電車で出かけた帰り道のこと。

座席に座って少しうとうととしていたのだがふと周りが賑やかで目が覚めた。


「賑やか」と言ってもｉｐｏｄのイヤホン耳にしていたから「音」で起きたのではない

聾唖の高校生？が数人で電車に乗ってきていて、お互いに手話で話していたのだ

互いに向かいの席に座ってもうるさくしないで会話ができるのがいいなぁ、と思ったり
手での動きだけなのに囁いたり怒鳴ったり、というのがちゃんとあるんだなぁ、と思ったり
当たり前だけど、そっちを見なくちゃ聞こえないわけで、それはやっぱり不便だなぁ、と思ったり


自分の片言にも満たない手話の知識では何を話しているのかはまるでわからない。
でも総じて楽しそうで、個人的には見ているこっちまで楽しくなってしまった。


でも、 「うるさく」していたように感じたのかな。

ひとりのおっちゃんが「チッ」と舌打した。



聞こえなくてよかった