2017年01月31日
ニコチン
統合失調症の人の喫煙率がやたらと高いのはうっすら気づいていたけれど、ほかの精神疾患の3倍にもなるようです。
それまではやっぱりタバコ=体に悪い理論で日本禁煙学会なども統合失調症の方について特に禁煙を推し進めたりもしていたわけなのですが、この度画期的な研究結果が示されました。
ニコチンが統合失調症の原因となる脳活動障害を正常化することが明らかに
症状を緩和する可能性が高い、とのことで、統合失調症の人の喫煙率が高かったのは体が求めるからタバコを吸う人が多かったのだろう、とのことです。
ニコチンパッチや錠剤など、タバコと言う形でなくともニコチンを摂取することはできるのでこれが副作用の少ない新薬の開発などに繋がっていくといいですね。