2017年01月30日
語呂
日本語には語呂、というものがあります。
古くは和歌や俳句をはじめとしたのリズム。
言葉の選び方としてなぜか落ち着く呼吸というものがあります。
翻って今日の美っちゃんを見てみると
今日もミマツでごはんが美味しい♪
単純に考えるとこれは「美味しい」(おいしい)よりも「美味い」(うまい)にして
今日もミマツでごはんがウマイ!
の7音7音にした方が語呂がいいわけです。
けれども言葉の選択としてあえて7音8音になる「ごはんが美味しい」を選ぶ。
そこには
(お客様に対しての広告に「美味い」って表現はどうだろう。ちょっとワイルドすぎるかな)
とか
(美っちゃんのキャラ的に「美味い」よりも「美味しい」の方が合うよな)
といった思いがあったわけです(多分)。
そういった単純な語呂だけで決めない繊細な言葉気配り。
これこそが日本語の美しさというものではないでしょうか。
ちなみに同じ日の長田の方のミマツチラシ。
男は和牛だ!女も和牛よ!ミマツの和牛でバッチグ~
…うん。こっちはこのままでいいと思う。