2016年12月20日
くわがた
夜帰宅して風呂に入って鏡を見たら、立派な鼻毛が両方の穴からまるでくわがたのように飛び出していた。
こんなにおおきくなって…
と、いとしいわが子を見るかのようなこころもちで切断したわけですが、気づいたんですけれどなんかあんましハズカシー!ってならなかったんですよね。
家に帰った時にシャツを裏表に着ていたことに気づいたり、社会の窓が開いていたことに気づいたり、ハンガーついたままコートを着ていたことに気づいたり、恥の多い人生を送っていると恥をかくことにすら慣れていってしまうものなのかもしれません。
でも、人って恥じらいを無くしてしまってはやっぱりいけないと思うんですよね。
色々なことに慣れていくって、自分が生きやすくなるためには大切なことなんですけれど、そればかりではいけない。楽な方にばかり慣れていってしまってはやっぱり美しく生きることはできないんじゃないかと思うのです。
と、ちょっとイイ話風のことを鼻毛出てる奴が言ってると思うとガッカリですね。