2017年03月28日
つぶこし問題
つぶあんとこしあんどっちが好き?
というと(あぁ、またこの手のどうでもいい話題か)とげんなりされる方もいらっしゃるかと思います。
犬派?猫派?
血液型何型?
きのこ派?たけのこ派??
などと並んであまり親しくない人との会話の中でちょっと話題に詰まった時にもちだされる話題のひとつがこのつぶこし問題です。
しかし今日言いたいのは単純な、どちらが好きか?という話ではありません。
というのも気づいたのです。
そういえばコンビニのあんまんって、大体こしあんだな
という事実に。
やっぱりこしあんの方が好きな人が多いんだな。
と思った方はちょっと待ってください。
実は単純な好き嫌いの問題は既に結論が出ているのです。
とある女性誌で行われたアンケートによると、実に60.4%もの人が、つぶあんのほうが好きと答えています。
いわばこしあん好きは少数派。
それなのになぜコンビニの中華まんはこしあんばかりなのか?
そこにはつぶあん派とこしあん派の好みの質、とでもいうべき問題が関わっているのです。
コンビニはPOSシステムで売り上げを管理しています。
つぶあん、こしあんも、双方見比べた上でこしあんの方が売れる という結果が出ているからこそこしあんにしているのです。
つまりですね
つぶあん好きは
(つぶあんの方が好きだけれど…まぁつぶがなければこしあんでもいいか)
とこしあんのあんまんを買い、
こしあん好きは
(つぶあんは食べられないからつぶしかないなら肉まんにしようかな)
と、
あんまんを買うこと自体をあきらめる
ということなのです!
単純に好きなものほど売れるというわけではない、そこに商売の奥深さがありますね。