2017年01月31日
ニコチン
統合失調症の人の喫煙率がやたらと高いのはうっすら気づいていたけれど、ほかの精神疾患の3倍にもなるようです。
それまではやっぱりタバコ=体に悪い理論で日本禁煙学会なども統合失調症の方について特に禁煙を推し進めたりもしていたわけなのですが、この度画期的な研究結果が示されました。
ニコチンが統合失調症の原因となる脳活動障害を正常化することが明らかに
症状を緩和する可能性が高い、とのことで、統合失調症の人の喫煙率が高かったのは体が求めるからタバコを吸う人が多かったのだろう、とのことです。
ニコチンパッチや錠剤など、タバコと言う形でなくともニコチンを摂取することはできるのでこれが副作用の少ない新薬の開発などに繋がっていくといいですね。
2017年01月30日
語呂
日本語には語呂、というものがあります。
古くは和歌や俳句をはじめとしたのリズム。
言葉の選び方としてなぜか落ち着く呼吸というものがあります。
翻って今日の美っちゃんを見てみると
今日もミマツでごはんが美味しい♪
単純に考えるとこれは「美味しい」(おいしい)よりも「美味い」(うまい)にして
今日もミマツでごはんがウマイ!
の7音7音にした方が語呂がいいわけです。
けれども言葉の選択としてあえて7音8音になる「ごはんが美味しい」を選ぶ。
そこには
(お客様に対しての広告に「美味い」って表現はどうだろう。ちょっとワイルドすぎるかな)
とか
(美っちゃんのキャラ的に「美味い」よりも「美味しい」の方が合うよな)
といった思いがあったわけです(多分)。
そういった単純な語呂だけで決めない繊細な言葉気配り。
これこそが日本語の美しさというものではないでしょうか。
ちなみに同じ日の長田の方のミマツチラシ。
男は和牛だ!女も和牛よ!ミマツの和牛でバッチグ~
…うん。こっちはこのままでいいと思う。
2017年01月27日
入浴
寒い日が続きます。
こんな日には熱いお風呂にゆっくりと浸かりたいものですが、ドボンと飛び込むのはちょっと待った!というお話。
入浴中に亡くなる事故で12年間で48,000人が亡くなっているそうです。
だいたい交通事故で亡くなる人数と同じくらいの人が風呂に入るだけで亡くなっている、ということになります。
しかもこれ、入浴中の溺死、に限った話であり、入浴中の急死数となると年間14,000人にも達するそうです。
実に交通事故の3倍以上!
車よりも恐ろしいのはバスタブなのかもしれません。
皆さんは心臓がびっくりしないように、ゆっくりと浸かってくださいね。
2017年01月26日
垣根
厚労省の指針で高齢者と障がい者の「共生型サービス」を今後増やしていくことが言われている。
まずは訪問・通所・ショートステイ、といった共通部分が多いサービスからだが、今後この流れは進んで行くだろう。
背景にあるのはマンパワー不足。
2か所でやってたことを1か所でやればその分人少なくてもできるよね?
ということ。
お金も含めた絶対数の問題だから、この流れを止めるのは難しい。
「様々な問題が複層的に関わっているケースに対応できるようにする。『地域力』の強化につなげていく」
という厚労省お偉いさんの言葉に資するだけのバックアップを行政には期待したい。
まあうちの施設は就労系なので、高齢者福祉とのシナジーは少ないのだけれど「ゆりかごから墓場まで支えます」というのがこもれびの最終目標なのでいずれは関わってきそうですね。
2017年01月25日
本末転倒
高齢者福祉施設を利用する女性のキャッシュカードを使い現金を無断で引き出したとして、福岡県警は16日、北九州市戸畑区観音寺町、施設運営会社「らいぶ」社長、高木友香理容疑者(56)を窃盗容疑で逮捕した。
逮捕容疑は昨年6月8~30日、戸畑区内の現金自動受払機(ATM)から、施設利用者のキャッシュカードで750万円を引き出したとしている。県警によると「経営難だった。金を引き出したのは間違いない」と容疑を認めている。県警は他に被害がないか調べる。
県警によると、被害者の女性は高木容疑者に少額の現金引き出しを依頼したことがある。ホームページによると、同社は北九州市一円で、訪問介護や通所介護などを展開している。【浅野翔太郎】
高齢者施設を経営する施設庁が経営難から利用者のばーちゃんのキャッシュカードに手をつけてしまった、というお話。
そもそもが経営難から手をつけたのかどうか怪しい気もするけれど、本末転倒ですね。
国や地方自治体の補助が足りない足りないと文句を言うつもりはないのだけれど、この業界理不尽さを感じることは多い。
お役所が特定の団体のみ優遇したりネ。
文科省の天下り問題がニュースとして連日取り上げられているけれど、実際お役所って優秀な人も多くて民間だけではできない公的な役割を担うために必要な存在でもあるのです。
ただ優秀だとしてもフェアであるとは限らない。
公的な存在だからこそ「公私混同」せずにいてほしいものです。
公的な存在が公私混同だなんて、それこそ本末転倒ですからね。
2017年01月24日
行動力
★「服なかった」と全裸で買い物 23歳男を逮捕
豊川署は22日までに、豊川市御油町美世賜の山口組系組事務所に住む組員で
無職長屋伸二容疑者(23)を公然わいせつの疑いで逮捕した。
調べでは長屋容疑者は21日午後5時ごろ、組事務所から3軒離れた雑貨店を
全裸で徘徊(はいかい)した疑い。その際、同店で100円のチョコレートを購入した。
店主や近所の住民らによる110番通報で駆け付けた署員が組事務所内に戻っていた容疑者を取り押さえた。
調べに対して長屋容疑者は「着ていた服を洗濯したので服がなかったけど、チョコレートが食べたくなった」と供述している。雑貨店の女性店員は「(全裸に)びっくりしたけど、チョコレートを売ってしまった」と話しているという。
全裸で徘徊
していたのが認知症のおじいちゃんだったら判断力がないってことで罪にならなかったのだけれど、この人は捕まっちゃいましたね。
全裸に100円だけ握りしめてチョコを買いに来た彼を思うとほっこりしてしまうのは私だけでしょうか。
着ていた服を洗濯しただけで服がなくなる=文字通りの一張羅 ってあたりも哀愁を誘います。
なぜそれで行けると思ってしまったのか?
と思うけれど、その行動力だけは見習いたい。
2017年01月23日
ユンゲラー
CIA(米国中央情報局)は、1月17日、これまで極秘扱いだった大量の資料をオンラインで一般公開した。
その中に70年代後半に、スプーン曲げで日本でも有名になったユリ・ゲラーの超能力に関する実験の結果が含まれていたようだ。
CIAの実験は、1973年に、米国カリフォルニア州スタンフォードで8日間にわたって行なわれた。
CIAの要請を受けた科学者たちは、ゲラー氏を窓のない密室に入れ、その隣の部屋にCIA局員を入れた。
次に、辞書からランダムに単語を選び、CIA局員にその言葉から思い浮かぶ絵を自由に描かせた。それが終わると、科学者は隣部屋に居たゲラー氏に、CIA局員が描いた絵が何かを尋ねた。
まずCIA局員が連想して書いた絵がこちら。
CIA局員がぶどうを描いた時には、ゲラー氏は「絵から水が滴っている」と言い、「紫の円がいくつも見える」と言った。
そして描かれた絵がこれだ。
やっぱり超能力あったやんけ!あのハゲ!
というにはあまりに年をとりすぎてしまったが、やはり月刊ムーを愛読していた身からするとわくわくしてしまう。
やっぱりつまらない現実よりも楽しい物語
残酷なリアルよりやさしい嘘ですよね!
その中に70年代後半に、スプーン曲げで日本でも有名になったユリ・ゲラーの超能力に関する実験の結果が含まれていたようだ。
CIAの実験は、1973年に、米国カリフォルニア州スタンフォードで8日間にわたって行なわれた。
CIAの要請を受けた科学者たちは、ゲラー氏を窓のない密室に入れ、その隣の部屋にCIA局員を入れた。
次に、辞書からランダムに単語を選び、CIA局員にその言葉から思い浮かぶ絵を自由に描かせた。それが終わると、科学者は隣部屋に居たゲラー氏に、CIA局員が描いた絵が何かを尋ねた。
まずCIA局員が連想して書いた絵がこちら。
CIA局員がぶどうを描いた時には、ゲラー氏は「絵から水が滴っている」と言い、「紫の円がいくつも見える」と言った。
そして描かれた絵がこれだ。
やっぱり超能力あったやんけ!あのハゲ!
というにはあまりに年をとりすぎてしまったが、やはり月刊ムーを愛読していた身からするとわくわくしてしまう。
やっぱりつまらない現実よりも楽しい物語
残酷なリアルよりやさしい嘘ですよね!
2017年01月21日
気づき
よく芸術家は不幸な生い立ちを送った人が多い、なんて言う。
芸術に昇華させるまで至らずとも内面の苦悩を癒すための手段として「表現」というものを用いるのは多かれ少なかれ誰しもが持っている一面だろう。
『人は自分の感情に「名前」をつけられないことが一番苦しいのだ』
というのはとある小説の一文だが、「言語化」に限らず、自分の感情を形にすることは、届くかわからずともそうせずにはいられない、ある種祈りや叫びに似ている。
様々なストレス、自分の感情に折り合いをつけるための行動の全てを心理学では「防衛機制」と呼ぶのだけれど、怒りや暴力もまた、そういった防衛機制の一種なのだ。もちろん泣いたりすることも。
怒ったり、暴力をふるってしまったり、涙を流したりする人を見る度に、(あぁ、また傷つけてしまったなぁ)と思う。
なるべくそういうことを減らしたいのだけれど、傷つけるとわかっていても言わなくてはいけない時もあって、なくならない。
せめて知らずに傷つけることをなくしたいのだけれど、それすらままならない。
もう少し、気が付ける人間になりたいなぁ、と今日も思う。
2017年01月20日
ピコ
ミマツのチラシ文句は時に哲学的で一体何を言わんとしているのか理解が及ばないこともあるのですが、今日のチラシも悩みました。
アイ・ハブ・ア・牛ロース、アイ・ハブ・ア・白菜
ア~ン、スキヤキi
気づく人はすぐに気づくのでしょうか。
私はピコ太郎の「ペンパイナッポーアッポーペン」
だと気づくのに時間を要しました。
ピコ太郎のあの声が裏返っている感じを「!」マークをひっくりかえすことで表現するという高度なテクニック。
しかもあくまでローマ字入力のタイプミスを装って出稿することで高度なテクニックを鼻にかけないという心遣い。
さすがはミマツ、といったところでしょうか。
私もこんなテクニックを使えるようになりたいi
2017年01月19日
叫び
「あぁぁぁぁぁあああ!!!」
ドラマとかでよく女性が悲鳴をあげたりするけれど、実際どうなん?
切羽詰った時って声とか出るん?
と思ってた。
以外に聞いた覚えがないのよね。「悲鳴」って。忘れてるだけかもしれんけど。
そんな「悲鳴」。
まさか自分があげるとは思わなかった。
帰り道。信号待ち。車がびゅんびゅん走ってる。
そこにネコ!走るネコ!
これ以上ないくらいにどんぴしゃなタイミングでやってくる車。
走るネコ!近づく車!
見ている人達皆が息を呑んだ!
「あぁぁぁぁぁあああ!!!」
その時出たのよね。口からよくわからん声が。
(あぁ、コレが「悲鳴」ってヤツか)と思った次第。
どうにもならん追い詰められたスピード感の中で感情の急激な高ぶりが声帯を震わせたわけですわ。
で、出して納得。
悲鳴って出ちゃうよ。こりゃ。
実際信号待ちしてる人は何人もいたけれど、その中で悲鳴あげてたのは自分だけで、ソレはちょっと恥ずかしかったけれど、ネコが無事でよかった。